サングラスのこと · 12月 09日, 2023年
いよいよ冬本番ですね。この時季に意外と眩しさを感じる方が多くいるんです。冬の季節になると夏場より紫外線は弱くなりますが、イラストにあるように太陽が空の低い位置を通るために太陽光が顔に対して水平に近い角度で入りやすくなることと、空気が乾燥し光を分散させる水蒸気が少ないので(空気が澄んでいる)眩しさを感じる方が意外と多いんです。こんな時は眩しさを防ぐサングラスを掛けていただきたいと思います。サングラスを選ぶ時に気をつけていただきたいのが顔にしっかりフィットし周囲から光があまり入り込まないデザインの物、それからレンズの色ですが最近淡いカラーをお求めになるお客様が多いですが、(濃いカラーでは瞳孔が大きくなり紫外線が目に多く入り込むため)眩しさを防ぐためには用途に合ったレンズカラー濃度にする必要がありますので、お店で相談しながらお買い上げいただくことをお勧めします。
最近、サングラス(度なし)が各メーカーから多様なデザインと多機能サングラスが発売されていますが皆さんは用途に合っているサングラス使ってますか。サングラスはアイケアー(紫外線カットや眩しさの軽減)、またファッションアイテムとして使われますよね。品質、値段もぴんきりです。今回お話ししたいのは皆さんに用途や目的に合ったサングラスで目のケアーとオシャレを楽しんでいただきたいと言うことです。今販売されているサングラスはほぼ紫外線カットになっていますがデザインと顔型が合っていない、正確な掛具合調整がされていないと、せっかくサングラスをかけていても紫外線が目に入る率が高くなりますし、オシャレ度も落ちてしまいますので用途、目的や顔型に合ったサングラスをピッタリ調整して使うようにしてください。また、レンズカラーですがファッション感覚で選んでいただいても良いのですが、やはり用途や目的に合わせて色合いとカラー濃度を選んでいただきたいと思います。最近メディアなどで「濃度の薄いカラーレンズのほうが瞳孔が開きにくく目に入る紫外線量少なくなるので薄いカラーにしましょう」と言う解説がありますが、言っていることは間違いではありませんがUVカットレンズであれば色の濃淡はあまり気にする必要はなく、重要なのはサングラスを使う用途や目的(海水浴、山登り、各種スポーツや仕事、ドライブ、旅行など)や本人の光に対するまぶしさの感度でカラー(色合いの種類)、濃度を決めていただくことをおすすめします。
これから夏に向かい一段と紫外線が強くなってきますが、目の紫外線対策はできてますか。肌には日焼け止めクリームがありますが眼にはクリームをつけるわけにいきませんよね。そこで紫外線から眼をまもるためにUVカットサングラスを掛けていただきたいのです。眼に大量の紫外線を浴び続けるとさまざまな眼の病気(角膜炎、結膜炎、黒目のわきにシミができる瞼裂斑、黒目の部分に白目部分が侵入してくる翼状片が発症しやすくなります。白内障も紫外線が原因の一つであることがわかっています。人生100年時代、永く快適な生活を送るためには眼は大切の器官の一つです。屋外に出る時にはUVカットサングラスをかけて、かけがえのない眼をまもりましょう。